<フィリピン台風被害>中国の援助額、米メディア「南シナ海で対立のため少ない」―中国紙

Record China    2013年11月14日(木) 5時55分

拡大

13日、台風30号で深刻な被害が出たフィリピンに対し、中国が10万ドルの支援実施を表明したことについて、米国メディアは「南シナ海問題で両国は対立しており、中国の援助額にこれまでに比べて少ない」と伝えた。写真は中国外交部の秦剛報道官。

(1 / 2 枚)

2013年11月13日、環球時報(電子版)によると、台風30号で深刻な被害が出たフィリピンに対し、中国が10万ドル(約1000万円)の人道支援実施を表明したことについて、米国メディアは「南シナ海問題で両国は対立しており、中国の援助額にこれまでに比べて少ない」と伝えた。

その他の写真

米ニューヨーク・タイムズは「中国とフィリピンは南シナ海の領有権問題で緊張状態にあり、中国から被災地への援助額は過去の例より少ない」と報道。ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国は大国としての国際的な責任と、フィリピン支援に反対する国内世論のバランスを取っている」と分析した。

今回の台風被害では、日本の医療救助隊がすでに現地入り。日本政府も自衛隊の医療チーム派遣を決定している。日本メディアによると、フィリピンからの支援要請を受けたもの。さらに、米空母ジョージ・ワシントンも2日以内に現地に到着し、救助活動に参加する見通しだ。キャメロン英首相も軍艦や軍用輸送機派遣、海水浄化設備提供を表明している。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携