日本に続きドイツも、韓国など含めるG7拡大に反対=韓国ネット落胆「外交力はゼロ」

Record China    2020年7月28日(火) 18時20分

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27日、韓国・テレビ朝鮮は「日本に続きドイツも先進7カ国(G7)の枠の拡大に反対の立場を明らかにしたと報じた。写真はドイツ・ベルリン。

2020年7月27日、韓国・テレビ朝鮮は「日本に続きドイツも先進7カ国(G7)の枠の拡大に反対の立場を明らかにしたと報じた。

記事によると、ドイツのハイコ・マース外相は大手地方紙ライニッシェポストとのインタビューで「G7は合理的に編成された体制」とした上で「今はG11やG12は必要ない」と述べたことが分かった。特に、かつてG8に属すも2014年にクリミアを併合して加盟国の反発を買い、G8から除外されたロシアの参加に対して否定的な見解を示したという。

トランプ大統領は先日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、今年のG7首脳会議に韓国を招待する考えを示した。また「G7は古い体制」と指摘し、韓国の他に豪州、インド、ロシア、ブラジルなどを加えてG11やG12に拡大する案を提示していた。

しかし今回、英国とカナダ、日本に続きドイツも反対を示した。記事は「G7拡大は容易ではない見通しだ」と伝えている。

これを受け、韓国のネット上では「文政権の外交力の成果はゼロ」「国の格が上がったって口癖のように言ってたのに」「反米親中政権の限界が見えた。G7に関しては反米よりは親中が問題」「日本にしか大口をたたけない国など誰が好むと思う?」「中国けん制のために利用されてるってみんな分かってるのに、文大統領だけは誇らしそう。情けない」など文政権に対して厳しい意見が相次いで寄せられる中、一部では「たとえ駄目でも名前が挙がったこと自体誇らしい」とのコメントも。

その他「韓国はトランプ大統領が反中のために引っ張り込もうとしただけ」「ロシアの名前が挙がった時点でみんな反対すると思っていたよ」などさまざまな声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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