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韓国での新型コロナウイルス流行はピークを過ぎたのか―中国メディア

配信日時:2020年3月22日(日) 18時40分
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21日、中国国営新華社通信は、韓国の新型コロナウイルス流行はピークを過ぎたのかどうかについて分析する記事を掲載した。写真は韓国大邱市。

2020年3月21日、中国国営新華社通信は、韓国新型コロナウイルス流行はピークを過ぎたのかどうかについて分析する記事を掲載した。

記事は、21日午前0時現在の韓国での感染者数は計8799人とし、過去7日間のうち、5日間は1日の新感染者数が100人以下となっており、感染スピードは緩やかになっているが、最近では多くの集団感染が発生しており、首都圏では新感染者が増加傾向にあると伝えた。

記事は、2月下旬に大邱市で発生した大規模な集団感染で、韓国の感染拡大が急速に広がり、1日に1000人以上の新たな感染者が発生していたと指摘し、今では新たな感染者は1日に100人以下となったが、韓国は都市封鎖をせず仕事も止めない中で抑え込みに成功したことは、各方面からの関心を集めているとした

その上で、韓国が初めから「早期発見、早期隔離、早期治療」の原則に基づき対応してきたと紹介。大規模な検査は韓国の感染防止策の大きな特徴となっているとした。また、現在は1日1万5000人の検査能力があり、6時間で結果が出るほか、ドライブスルー方式や電話ボックス方式を採用してより多くの検査を行っており、これまで31万人を検査したと伝えた。

さらに、こうした素早い検査を基礎として、感染情報も十分に公開しており、調査やGPS、クレジットカードの消費履歴などを利用して感染者の活動をたどり、濃厚接触者を探し出して早期の隔離と検査を行うことで、さらなる感染を防いでいると紹介した。

記事は、こうした措置のおかげで、韓国では大邱市のような感染が深刻な地域も含め、全国的に状況が安定してきたとした一方で、最近では数十人規模の集団感染が頻発していることは見逃せない点だとも指摘した。

記事はその例として、3月上旬にソウルで発生した集団感染では、16日までに129人が感染したと指摘。ほかにも城南市にある教会で16日までに46人の感染が確認され、大邱市の老人ホームでも18日までに70人以上が感染したと伝えた。

そして、集団感染が韓国防疫の悩みの種になっていると分析。過去7日間の新たな感染者数を見ても、19日は152人、21日は147人と大幅に増加していると指摘した。また、集団感染を防ぐために丁世均(チョン・セギュン)首相が、宗教施設や屋内スポーツ施設、レジャー施設の運営を15日間停止するよう強く勧告したことも紹介した。

記事は、韓国政府も「ピークは過ぎた」と軽々しくは表明していないとし、感染者数の増加は緩やかになっているものの、集団感染が発生しているほか、世界的に感染拡大が深刻になっているため、韓国は持久戦の覚悟が必要だと論じた。(翻訳・編集/山中)

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