居住区の入り口で高齢者と防疫担当者が殴り合い、原因は「老人携帯」―中国

Record China    2020年3月26日(木) 0時20分

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中国黒竜江省五大連池市でこのほど、用事を済ますためある居住区に入ろうとした高齢の男性と新型コロナウイルスの防疫担当者の間で口論から殴り合いに発展する騒ぎが起きたという。写真は中国の東北地区の居住区。

中国の映像メディアの梨視頻によると、中国黒竜江省五大連池市でこのほど、用事を済ますためある居住区に入ろうとした高齢の男性と新型コロナウイルスの防疫担当者の間で口論から殴り合いに発展する騒ぎが起きたという。

中国では最近、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、会社や居住区などに出入りする際、スマホアプリを利用した「健康コード」を提示することを求める動きが広がっている。

健康コードは、登録した人の健康状態を緑、黄、赤の3段階で示すもので、緑は通行可能、黄と赤はそれぞれ規定された日数隔離され、健康状態の提出が求められるという。

梨視頻によると、高齢の男性が所持していたのは「老人機」「老年機」などと呼ばれるシニア向け携帯電話だったため、「健康コード」の2次元コードを提示できず、防疫担当者の間で口論となり、殴り合いに発展した。

男性は負傷し、防疫担当者は対応が荒っぽく柔軟性に欠けたなどとして、党内厳重警告、政務記大過(重過失として記録する)処分を受けたという。(翻訳・編集/柳川)

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