なぜ人の大便は黄色いのか、多くの人は知らない―中国メディア

Record China    2020年3月29日(日) 23時30分

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23日、新華網は人間の大便が黄褐色になる理由について紹介する記事を掲載した。写真はトイレ。

2020年3月23日、新華網は人間の大便が黄褐色になる理由について紹介する記事を掲載した。

記事はまず「人体は時々刻々と新陳代謝を行っており、多くの代謝廃棄物を生み出す」としたうえで、その1つが便の色に関係するビリルビンという物質だと紹介。その大半は衰えた赤血球が崩壊した非水溶性のもので、血液中のたんぱく質と結びつき血液の流れに乗って肝臓へと送られ、肝臓での代謝、加工を経て水溶性の抱合型ビリルビンになり、胆のうに蓄えられると伝えた。

そして、胆のうに送られた抱合型ビリルビンは胆汁に多く含まれ、食事の際に胆のうから排出されて小腸に入ると、ウロビリノゲンという物質に変化して大便と一緒に排出されると説明。ビリルビンは黄褐色を呈しており、健康な人が出す黄褐色の大便の色は、実はこのビリルビンによるものなのだとした。

一方で、大便の色は食べた物によっても変化し、ドラゴンフルーツを食べた後では便が赤い便が出たり、豚などの血を加工した食品を食べた場合には鉄分によって便が黒くなるとも紹介。さらに、便の色は健康状態の異常や疾病を確認するシグナルにもなるため、心当たりがなく黒っぽい、白っぽい便が出たり、鮮血が付着した便が出たりする場合は、すぐに病院に行って診察を受けるべきだと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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