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中国系の新型肺炎患者がネットで懇願「転院させて…」―米メディア

配信日時:2020年3月14日(土) 7時30分
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11日、中国経済網は、新型コロナウイルスに感染した中国系男性が、転院させてほしいと懇願していると伝えた。写真はハッケンサック大学医療センターFBより。

2020年3月11日、中国経済網は、米CBSの報道を引用し、ニュージャージー州で初の新型コロナウイルス感染者となった中国系男性が転院させてほしいとネットで懇願していると伝えた。

この男性はニューヨーク州の病院でフィジシャン・アシスタントとして勤務している32歳の蔡敏(ツァイ・ミン)さんで、9日、CBSのインタビューに応じ、現在の病状がいかに深刻であるかを語った。

蔡さんは、2月下旬の週末にニューヨークのタイムズ・スクエアにあるホテルで行われた会議に参加した際に、新型コロナウイルスに感染し、3月3日から自宅のあるニュージャージー州のハッケンサック大学医療センターで治療を受けているという。

蔡さんは、ウイルス感染による各種症状があっという間にやってきたとし、下痢、涙、呼吸促迫、胸部圧迫感、発熱などの症状を挙げた。米政府関係者は、「50歳以下で基礎疾患のない感染者は、インフルエンザなどに似た軽度の症状が出るだけだ」と説明していたという。

しかし、蔡さんはこれに強く反対し、「私はまだ32歳、基礎疾患は何もなかったし、たばこも吸わない。しかし、今の私の状況は日に日に悪くなっている」と述べた。

インタビューの中で蔡さんは、「このウイルスはみんなが想像するよりずっと危険だ。それなのに病院の医療スタッフは全く気にかけていない」と語った。蔡さんは病院に対して中国の治療方法を採用することを提案し、治療方法を翻訳までしたが、病院は相手にしてくれないという。ハッケンサック大学医療センターの医師からは、「病院でゆっくり休んでいればよくなる」と言われたという。

蔡さんは、自身の治療過程において尊重されておらず、呼吸が徐々に衰えているのを感じているため、「もうすぐ人工呼吸器が必要になるのではないか」と考え、ニューヨークの病院へ転院して治療を受けることを希望しているという。

蔡さんは、「私の兄弟がいるマウント・シナイ病院へ転院したい。私たちは中国がこれまで患者にどんな治療をしてきたかを知っている。今のこの病院では受けるべき看護が受けられない。病院は風邪薬を出すだけで、私が求めた薬はもう1週間も待っているのに手に入らない」と語った。そして、「多くの人は大したことはないと考えており、マスクも必要ないと考えているが、私は全く信じない」とも述べている。(翻訳・編集/山中)

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