サムスン社員のマスクはなぜ「中国産」?その理由に韓国ネットが感動

Record China    2020年4月20日(月) 7時30分

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16日、韓国メディア・韓国経済は、サムスン電子の社員たちが「中国産マスクを着ける理由」について解説する記事を掲載した。写真は中国のマスク。

2020年4月16日、韓国メディア・韓国経済は、サムスン電子の社員たちが「中国産マスクを着ける理由」について解説する記事を掲載した。

記事によると、サムスン電子の本社がある同国ソウル近郊の水原(スウォン)市霊通(ヨントン)区一帯では、中国保健当局が認証したことを示す「KN」の文字が付いたマスクを着けている同社社員の姿があちこちで見られるという。これは、同社が社員に支給しているマスクのほとんどが中国産であるためだという。

同社は、マスクを買おうとする人たちが薬局に押し寄せ、長蛇の列ができるといった現象を解消するために貢献した企業とされている。マスクの生産量を短期間に引き上げることができるノウハウを製造メーカーに伝授したことも話題にもなっているという。

記事は、同社のこうした国産マスク不足解消に向けた取り組みを紹介した上で、社員の多くが中国産のマスクを着用している理由について、「マスクの供給不足を懸念しているからだ」と解説。サムスン電子の社員は国内に10万人前後いる。全社員に毎週2枚ずつマスクを支給すると1カ月に80万枚のマスクが必要となるため、サムスン電子が街の薬局から大量のマスクを買い入れると国民がマスクを購入できなくなるという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「国民のために中国産マスクを使っていたんだね…」「イメージ戦略だとしても、この話は感動する」「サムスンの社員たち、ありがとう」「国民のために犠牲になった。さすがはサムスンだ」「マスクが買いやすくなったのはサムスンのおかげ」「さすがは一流企業。ずっと成長し続けてほしい」「サムスンは本当に愛国企業だ」などと称賛の声が多く上がっている。

また、「気を使わないで国産を使って」「サムスンの従業員が国産のマスクを使っても私は反対しない」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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