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中国の危機管理能力の高さには多くの理由がある―独メディア

配信日時:2020年3月30日(月) 23時40分
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27日、中国紙・環球時報は独ドイチュラントラジオのウェブサイトの記事を引用し、中国の危機管理能力が高い理由について論じる記事を掲載した。写真は武漢市。 

2020年3月27日、中国紙・環球時報は独ドイチュラントラジオのウェブサイトの記事を引用し、中国の危機管理能力が高い理由について論じる記事を掲載した。

記事はまず、2008~09年に米国から始まった世界金融危機で、中国は欧米と比べて優位性を保っていたと指摘。欧米で負債が大幅に増加する中で、中国の受けた影響は比較的小さく、そのため将来的な技術への大掛かりな投資が可能になったと論じた。

今回の新型コロナウイルス問題については、予測不能な面があるため現時点で結論を出すのは時期尚早だとしつつも、「最終的に中国はこの制度競争においてリードする可能性がある」としている。

その上で記事は、3つの要素が中国に有利に働いていると説明。その1つが「時間的な要素」だ。中国は、新型コロナウイルスとの闘いで早くから経験を積み、現在では後期の感染拡大のための取り組みができていると記事は紹介。今では中国は世界中に救援物資を送っており、これにはイタリアやスペインなど欧州連合(EU)を含むと指摘した。そして、「中国はこれにより責任ある世界の大国というイメージを確立し、好感を蓄積するかもしれない」とした。

2つ目は「研究開発への投資」。多くのEU諸国とは異なり、中国は近年、研究開発分野に大量の投資をしてきたと記事は紹介。新型コロナウイルス問題収束後は、この種のイノベーション能力が重要な競争力となるだろうとしている。

3つ目は「市場の大きさ」。中国は長年にわたって系統的に世界市場の増加の面倒を見てきたと指摘。しかし、欧米の政界では最近、鎖国について議論されており、これは後期の新型コロナウイルス時代において悪い結果をもたらすだろうとしている。

また、より深刻な事として「欧米におけるさらなる『主権』を求める声は、最終的に米国とEUをより一層敗者の境地へと向かわせるという自己矛盾となる可能性がある」と記事は説明。グローバル化は最高効率の生産場所を求めることで動いているからで、巨大で地域性の低い市場が重要になると論じた。この点、十数億の人口を抱え、その他の成長市場と密接な関係を保っている中国はリードする立場にあると結んだ。(翻訳・編集/山中)

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