台湾の新型コロナウイルス近況レポート

フライメディア    2020年3月12日(木) 18時0分

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新型コロナウイルスの感染が世界規模となっている、テレビやネットのニュースからは日に日に増える感染者が伝えられ、今後が非常に心配であるが、今回も台湾からコロナウィルスの近況レポートをしようと思う。

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新型コロナウイルスの感染が世界規模となっている、テレビやネットのニュースからは日に日に増える感染者が伝えられ、今後が非常に心配であるが、今回も台湾からコロナウイルスの近況レポートをしようと思う。

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世界中で深刻なマスク不足が話題になっているが、台湾でマスクが正常に普及されるのは5月頃だろうと言われている。今まではビニールに入れての販売であったが、最近は白い袋に入れられ販売されている。

毎日不安なニュースが多いが、実はこの白い袋への変更が生んだ面白ネタもある。台湾在住のとある女性が長蛇の列に並びやっとマスクの袋を受け取り中身を取り出すと、中にはなんと、トラ柄のマスクが! どこから出回ったのか、その列には花柄やピンクのヒョウ柄のマスクまで!「こんなマスクじゃ外を歩けない。」とSNS上で話題となり議論となる反面人々の笑いを誘ったのであった。

マスクの次になかなか手に入らないのが殺菌用アルコールだ。台湾では1月の旧正月頃に市民がドラッグストアや薬局に殺到し店から姿を消していたが、企業が徐々にではあるが供給を再開、現在は大型スーパーやコンビニなどで数量限定で販売されるようになった。

カルフールをはじめとする大型スーパーがラインやネット上で販売日時を発表するとその時間には長蛇の列ができ、並んでも手に入らない客が殆ど。コンビニでは朝に整理券が配られ、入荷次第順番に販売している。

日本と同じく今回のコロナウイルスは台湾の経済に大きな打撃を与え始めている。中国からの観光客をいち早く禁止した台湾、中国以外の国からの観光客も激減し、特に観光業、飲食業の人々を苦しめている。

「台湾の原宿」の名で知られている西門町も、コロナ騒動が進むに連れて海外からの観光客がめっきり減ってしまっている。普段は平日でも沢山の若者たちでごったがえしていた町が、これほどまでに閑散としてしまうと各店舗に与える影響を考えずにはいられない。

これ以上の経済的打撃が起きないことを切に願う。(提供/フライメディア)

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