新型コロナでレスリー・チャン命日の追悼イベント行わず、死後17年で初めて―香港

Record China    2020年3月11日(水) 14時20分

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死後17年目を数えるレスリー・チャンの命日は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、今年は追悼セレモニーや献花が行われないことが分かった。

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映画「さらば、わが愛/覇王別姫」など数々の作品で知られるアジアスターのレスリー・チャンは、2003年4月1日に香港マンダリンオリエンタルホテルの上層階から身を投げ、自らの命を絶った。毎年の命日には、ホテル前にファンが集まっての献花や追悼セレモニーが行われるが、今年は世界規模へと拡大している新型コロナウイルスの影響により、全ての活動が行われないことが分かった。レスリーファンが集まるフェイスブックページ「That’s Leslie」が10日、明らかにしている。

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世界中のファンに向けて中国語と英語で表記されたこのメッセージによると、現在のところ政府機関に向けてイベント開催の申請ができない状況にあり、今年はSNSなどを通じて追悼活動を行うとのこと。命日当日のホテル前での献花も自粛を求めており、もし献花した場合は全て自己責任になると注意。さらに、レスリー・チャンの誕生日となる9月12日までには、「この感染が収束していることを希望する」と書かれている。

毎年、中華圏だけでなく世界各地からファンが香港に集まるレスリー・チャンの命日だが、一切の活動が行われないのはこの17年で初めてのこととなる。(Mathilda

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