インド、中国に配慮で米国との軍事演習を縮小=軍事大国の間でバランスを考慮―インド紙

Record China    2013年11月9日(土) 15時10分

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6日、インド紙『ビジネススタンダード』のウェブサイトは「米中との軍事演習の間でバランスを取るインド」と題した記事を掲載した。写真は中印関係を伝える中国紙。

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2013年11月6日、参考消息によると、インド紙『ビジネススタンダード』のウェブサイトは「米中との軍事演習の間でバランスを取るインド」と題した記事を掲載した。

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米国とインドは「マラバール」と称した軍事演習を1992年から実施しており、今年で15回目を数える。2007年から中国と行っている軍事演習は「携手」と呼ばれ、5年間の中断を挟んで、今年第3回が実施される。

興味深いことに、インド国防省はマラバールの注目度を下げようとしている。演習に参加する戦艦の数と形式がそれを物語っている。今回、米国は通常の空母打撃群を派遣せず、インドも戦艦2隻を派遣するにとどまっている。インドのアントニー国防大臣は中国の受け止め方を注視しているようだ。

それが顕著に現れたのが今年4月、日米印3カ国軍事演習からの撤退だ。予算の問題だと説明されているが、米国もこれが中国への配慮だと認識しつつある。

今年の夏、米国の軍関係者が定期会合のためにインドを訪問した際、面会予定だったインド側の人物がイタリア出張に行ってしまっていたということも起こっている。それでもなお、インドは米国との防衛関係に楽観的な見方を示している。国防省は5日、「印米両国の海軍はパートナーであり、両海軍間の連絡や人員間での関係を強化していくことを期待している」と発表している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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