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「差別」から「感謝」へ、イタリア人の中国への態度が一転―中国紙

配信日時:2020年3月15日(日) 23時0分
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中国紙の環球時報は13日、新型コロナウイルス発生初期と中国がイタリアへの支援を表明した後の、イタリア人の中国人に対する態度の変化について言及する記事を掲載した。写真はイタリア。

中国紙の環球時報は13日、新型コロナウイルス発生初期と中国がイタリアへの支援を表明した後で、イタリア人の中国人に対する態度が大きく変化したとする、イタリアの特約記者による記事を掲載した。

記事は、「初めは多くのイタリア人が中国人を差別し、マスクを着けていた中国人の高齢者がひどく殴られたこともあった。中国系の人が道を歩いていると『ウイルス』と指を差してなじられた。あるイタリアのテレビ局は公然と『このウイルスは中国で大流行する。なぜなら中国の医療は発達していないからだ』と伝えた」などと説明。「周りのイタリア人の友人は(記者に)次々にお見舞いの電話をくれた。温かい人も確かにいるが、会いたくないと暗に伝えてくる人もいる」とした。

また、「FacebookやTwitterなどのSNS上で、一部の無知なイタリアの若者が、『中国人はイヌ肉を食べる、ネズミを食べる、今はコウモリを食べる!気持ち悪い』などと発言した。コメント欄では理性的な反論も出るが、すぐに差別や中国系の人に対する悪口によってかき消される」と紹介。イタリア北部のある市長が自身のFacebookアカウントで中国人をののしり、「彼ら(中国人)だけが死ぬべきだ!!!!!」と発言したとも伝えた。

一方で記事は、「イタリアで新型コロナウイルスの感染が絶えず広まるにつれ、フランスなど隣国の多くの人々も色眼鏡をかけてイタリア人を見るようになり、イタリア人もいわれなき差別を受ける感覚を味わった」と指摘。「多くのイタリア人が目を覚まし始めた」として、SNSに投稿されたコメントとして「他人に対して、とても長い間非寛容的なことをして、今は私たちが悲しむ番になった。そうだろう?」「私たちは中国人に謝らなければならない。私たちはとんでもない、最低限の尊厳や民族のプライドを持たない民族と国だからだ」などの声を紹介した。

記事は、11日午後に中国赤十字会感染症専門家チームが救援物資とともにイタリアへ向かったことに言及し、「これに対し、多くのイタリア人が感謝の意を示した。一部の人はこれまでの言動をとても恥じている」と伝えた。(翻訳・編集/毛利)

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