日本が含まれ韓国が除外されるのはおかしい?イタリアのコロナ防疫規定に韓国人が「納得できない」と反発

Record China    2021年7月5日(月) 15時20分

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5日、韓国・聯合ニュースは「イタリアが入国時の隔離義務を日本人に対しては免除し、韓国人に対しては維持している」とし「日韓の新型コロナ拡散状況を考えると、理解しがたい政策だ」と指摘した。写真はイタリア。

2021年7月5日、韓国・聯合ニュースは「イタリアが入国時の隔離義務を日本人に対しては免除し、韓国人に対しては維持している」とし、「日韓の新型コロナウイルス拡散状況を考えると、理解しがたいおかしな政策だ」と指摘した。

記事によると、イタリアは今月1日(現地時間)から、欧州連合(EU)加盟国、ノルウェースイス米国、カナダ、日本、イスラエルからの入国者に限り、COVID-19デジタル証明「グリーンパス」を適用している。

「グリーンパス」はワクチン接種を2回終えた人やコロナ感染から回復して抗体を持つ人、コロナ陰性判定を受けた人に対して最大10日間の隔離義務を免除し、自由に入国・旅行ができるようにする制度。

ところが今回の措置に対し、現地の韓国人らからは「日本が含まれるほどの基準なのに、なぜ韓国が含まれていないのか」と反発する声が上がっているという。

記事は「韓国の優秀な防疫成果は海外でも高く評価されている上、客観的な指標でも証明されている」とし、「英オックスフォード大学の統計情報によると、3日時点で韓国のワクチン1回接種者の人口比率は30%で日本(23.7%)を上回っている」「人口100万人当たりの新規感染者数は日本と韓国いずれも12~13人台だが、人口100万人当たりの累計感染者数は日本が6370人で、韓国(3122人)の2倍以上だ」などと説明している。

韓国外交部も先月末、「韓国の新型コロナウイルス状況は世界で最も安定している」と強調し、「グリーンパス対象国に含めるべき」との意見をイタリア保健当局に伝えていたという。

今回の措置について、一部からは「防疫基準ではなく、コロナにより停滞する観光産業を活性化させるための経済的または政務的判断が作用したのではないか」「歴史的に日本に友好的なイタリア人の情緒が反映されたのではないか」などの見方も出ているという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「これは納得できない」「イタリアは何も分かっていない」「こんな扱いを受けてまで行きたくない」「行かなければ済む話」「日本より下の待遇というのはプライドが傷つくが、結局損するのはイタリアだ」など批判的な声が上がっている。

その他「外交部の力不足」「現政権は何をしているのか。外交で仲間外れにでもされているのか?」と指摘する声や、「韓国もイタリアに対して同じようにすればいい」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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