韓国、政府世宗庁舎で「集団感染」の危機=ネット「これが世界の防疫の模範?」

Record China    2020年3月12日(木) 16時50分

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12日、韓国・京郷新聞などによると、韓国の国家一級保安施設である政府世宗庁舎で新型コロナウイルス感染者が相次いで発生しており、「集団感染による行政麻痺」への懸念が高まっている。写真はソウル。

2020年3月12日、韓国・京郷新聞などによると、韓国の国家一級保安施設である政府世宗庁舎で新型コロナウイルス感染者が相次いで発生しており、「集団感染による行政麻痺(まひ)」への懸念が高まっている。

記事によると、政府世宗庁舎では7日に保健福祉部から職員1人の感染が確認された。その後、海洋水産部、教育部などからも感染者が見つかり、現在は計15人の感染が確認されているという。

感染者が確認された部処では、接触した可能性のある職員に自宅待機命令を出した。庁舎管理本部も感染者の行動把握と防疫措置を行っているという。また、最も多くの感染者が確認されている海洋水産部は一部の職員を除く全員に自宅待機命令を出した。社員食堂の運営も停止され、一般市民の出入りも禁止された状態だという。

政府世宗庁舎には20の中央部処、15の所属機関の計35の機関が入っている。常駐職員は約1万5000人に上るという。

これに韓国のネットユーザーからは「政府が『健康な人はマスクをしなくていい』と言ったからでは?」「文大統領が『韓国は世界の防疫の模範』と自画自賛したばかりなのに」「これが世界の防疫のお手本なの?」「政府は今の状況を楽観視し過ぎ」「最初に専門家の意見を無視して中国人の入国を禁止しなった結果だよ」「感染者数が減ったのは医療陣の努力のおかげで、政府の防疫対策の成果でない」など政府への厳しい声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

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