新疆のエアーズロックに、明代チベット仏教の遺跡―新疆ウイグル自治区アルタイ地区

Record China    2007年5月10日(木) 11時37分

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2007年5月8日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の怪石溝の岩壁に刻まれた文字が、明代に彫られたチベット仏教の真言だと判明した。

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2007年5月8日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の怪石溝の岩壁に刻まれた文字が、チベット仏教の真言だと判明した。

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怪石溝はさまざまな奇妙な形をした巨石が集まっていることからつけられた名前。巨石群の中に1つの巨大な岩棚がある。その上部には同時に100人を収容できるほどのスペースがある。岩壁には長さ2m、幅50cmにわたり文字が刻まれていたが、しかしその文字が何の文字で、何と書かれているのかは今まで判明しなかった。***

6日午後、記者とアルタイ市宣伝部対外宣伝弁公室・史志強(シー・ジーチャン)主任とともに怪石溝を訪問。午後のもっとも文字がはっきりと見える時間を待ち、写真撮影を行った。8日、写真をアルタイ自治区博物館・王博発(ワン・ボーファー)研究員に見せたところ、チベット仏教の経文であることが判明した。王研究員は、経文はおそらく明代のものと推論、当時のチベット仏教を研究する上で重要な資料となると述べた。(翻訳/編集・KT)

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