官僚・公務員などの国外逃亡・失踪・自殺件数がネットで話題―中国

Record China    2013年11月6日(水) 8時40分

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4日、中国共産党中央紀律委員会の内部で通達されたとされる一通の統計がネット上で繰り返し転送され話題となっている。資料写真。

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2013年11月4日、米華字ニュースサイト・多維新聞によると、中国共産党中央紀律委員会の内部で通達されたとされる一通の統計がネット上で繰り返し転送され話題となっている。党関連機関や国有企業、公的機関における党員および幹部職員の失踪、国外逃亡、自殺に関する統計資料だ。資料によれば、失踪が6528人、国外逃亡8371人、自殺1252人に上る。

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報道によれば、中国人民銀行(中央銀行)のサイトが先ごろ公表した数字によると、1990年代半ば以降に国外逃亡や失踪した党政府、公安部門、司法部門、公的機関、国有企業、海外進出企業などの幹部職員数は1万6000人から1万8000人、持ち出された金額は8000億元(約12兆8000億円)に上るという。

中国民用航空総局の情報では、2012年に北京空港から国外に逃亡した処級以上の職員だけでも354人、持ち出された金額は3000億元(約4兆8000億円)に上る。その多くが汚職に手を染めた職員で、家族や金銭をまず国外に移し、その後に本人が逃亡を図るという。

また、近年は行政職員の異状死も増えている。過去3年間の行政職員の自殺件数をわずか46人と報告している統計もある。(翻訳・編集/NY)

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