韓国で防じんマスクの販売量が激増=中国からの有毒スモッグ飛来で―韓国紙

Record China    2013年11月5日(火) 12時20分

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1日、中国からの汚染物質の飛来に苦慮している韓国では、ショッピングサイトでのマスクの売り上げが激増している。写真は天安門広場を見学する観光客。

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2013年11月1日、韓国の聯合ニュースによると、中国からの汚染物質の飛来に備えて、韓国国内ではここ数日間、防じんマスクの販売量が激増している。4日付で前瞻網が伝えた。

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韓国最大のショッピングモールサイト・Gmarketによると、10月24日から30日までに同サイトで販売された防じんマスクは前年同期比で6倍近くに上り、工事現場用防じんマスクの販売量も4倍に増えている。冬季に入り暖房で石炭を使用する中国から飛来したスモッグが、まもなく朝鮮半島に到達すると予想され、西北風の影響で韓国中部の都市の住民に呼吸器疾患を引き起こす危険性が高まった。Gmarketは、気温が下がると暖房使用率が上昇し、より深刻なスモッグが発生すると予想されることから、防じんマスクの売り上げは今後さらに増えるものとみている。

韓国の国立環境科学院は大気1立方メートル当たりのPM10の濃度が10月30日のソウル・京畿・仁川地域で1日平均81〜120マイクログラムを観測したと発表。昨年11月末から今年1月までに、韓国では高濃度のスモッグが4度発生しているが、専門家は中国から飛来した汚染物質が韓国内の汚染物質と結合したためだと指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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