2013年11月4日、香港の若手女優チェリー・ガン（顏卓霊）が、映画「狂舞派」（The Way We Dance）で大ブレーク。台湾のアカデミー賞とされる金馬奨で最優秀主演女優賞にノミネートされている。Yes娯楽が伝えた。

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すい星のごとく現れた新世代のスターとして熱い注目を集めるのが、香港の若手女優チェリー・ガン。1993年生まれの19歳で、2012年に映画デビューしたばかり。初主演作となった「狂舞派」が大ヒットし、台湾のアカデミー賞とされる第50回金馬奨では、最優秀主演女優賞にノミネート。チャン・ツィイー（章子怡）やサミー・チェン（鄭秀文）、スー・チー（舒淇）といったそうそうたる顔ぶれと、受賞を争うことになった。

「狂舞派」ではヒップホップダンスの天才少女を演じた。小学生時代から民族舞踊をやラテンダンスなどを習ってきた彼女にとって、ダンスはお手のもの。15歳だった4年前、フェイスブックで映画出演者募集を見て応募しオーディションを受け、その後2年間も音沙汰がなかったのですっかり忘れていた時、抜てきの知らせを受けた。そして出演した「狂舞派」でいきなり金馬奨の舞台に上ることになったシンデレラガールだ。

香港の人気女優フィオナ・シッ（薛凱［王其］）や、中国の女優タン・ウェイ（湯唯）に似た顔立ちが話題になり、そのキュートな八重歯がトレードマーク。最優秀主演女優賞については、「チャン・ツィイーさんが選ばれるんじゃないかと思う」と堂々と言い放ち、新人らしい屈託のなさを見せている。（翻訳・編集/Mathilda）