金儲け優先?北京大学構内のホテル建設に非難集中―北京市

Record China    2007年5月10日(木) 10時21分

拡大

広大な北京大学キャンパスは、緑に恵まれた広大な湖「未名湖」があり、北京大生のみならず周辺住民にも「癒しの場」として親しまれている。

(1 / 7 枚)

2007年5月8日の報道で、北京市にある北京大学は、構内に5つ星ホテル建設を計画しており、その基礎工事がすでに始まっていることがわかった。

その他の写真

北京大学が計画している5つ星ホテルは、「未名湖」という名前がついており、将来的には宿泊施設だけでなく、会議場、レストラン、娯楽センターも作り、地下3000メートルから温泉も引いて、マッサージつきの温泉プールなどの充実を図るという。***

北京大学といえば、中国で1,2を争う超有名難関大学。ここ数年、新入学生の定員を増やしたため、学生の質の低下が問題になっていた。学生の数が増えた分、学生宿舎は定員オーバー。「きゅうくつな生活を送る大学生を尻目に、豪華な5つ星ホテルを作るとは本末転倒だ。」「国全体が金儲け主義に走っているときに、大学は理想や理念を貫く場所としなければ!」という声が多くの教育関係者から上がっている。

「大学の外にホテルがあるのは聞いた事があるが、大学の中にホテルがあるなんて。」と北京大学関係者の中からも批判の声がでているそうだ。(翻訳/編集本郷智子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携