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中国メディアの中国台湾網は5日、マスク着用についての立場を問われた台湾当局の高官が言葉を翻したと報じた。写真はマスクを求める台北市の市民。
中国メディアの中国台湾網は5日、マスク着用についての立場を問われた台湾当局の高官が言葉を翻したと報じた。
記事は台湾・中時電子報の報道を引用。新型肺炎が世界的な広がりを見せ、各地でマスク不足が起こる中、台湾の衛生福利部はこれまで「健康な人にマスクは必要ない」と強調してきたが、同部の何啓功(ホー・チーゴン)次長は4日にこれまでとは異なる立場を示したという。
記事によると、衛生福利部疾病管制署は先ごろ、「健康な人にマスクは不要」と呼び掛ける動画を作成。「健康な人が公共交通機関を利用する際もマスクを着ける必要はない」とし、行政院の蘇貞昌(スー・ジェンチャン)院長も「健康な人にマスクは必要ない。マスクはマスクを必要とする人に」と述べるなどしていたが、国民党議員から動画公開の取りやめをめぐってマスク着用に対する立場を問われた何氏は、最終的に「密閉空間や人が多い場所での近距離接触にマスクは必要」とした。(翻訳・編集/野谷)
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