このほど、世界保健機関（WHO）の専門家チームを率いて、中国湖北省武漢市へ新型コロナウイルスによる肺炎の感染状況を視察したブルース・エルワルド氏が4日、ジュネーブでCMG・チャイナメディアグループの北京からのオンラインインタビューを受けました。ブルース・エルワルド氏は「中国滞在中、感染者の増え方がある時点で急速に減少してくることを期待していた。これは全世界にとって重要なことである。これを通して、一部の地域で一時的に拡大が抑制できないように見えても、依然としてコントロールできることが確認された。中国は世界に一つの基準を確立した」と述べました。

　また、中国以外の一部の国で感染者が急増している状況については、中国の経験があり、ほかの国が「ゼロから試みる必要はない」としました。さらに視察中、中国が感染者が減少する中でも油断せず慎重に取り組んでいたことを評価し、「油断大敵」と再度呼びかけました。（閣、CK）