外交部の趙立堅報道官は４日の定例記者会見で、「中国は新型コロナウイルス感染の拡大状況に細かく注意を払っている。終始、人類運命共同体の理念を堅持し、公開的な、透明性と責任ある態度で国際防疫分野の協力を強化する」と述べました。

　報道によりますと、世界中で新型コロナウイルス感染が拡大し続けている中、一部の国にとって防疫のプレッシャーが大きくなっています。これについて、趙報道官は、３日午後、外交部と国家衛生健康委員会がアゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、モルドバ、アルメニア、トルクメニスタン及び上海協力機構秘書処の新型肺炎に詳しい専門家によるテレビ電話交流会を行なったことを紹介しました。

　趙報道官はテレビ電話会議について、「中国の専門家が新型コロナウイルス感染症の発展状況、予防と抑制、治療の経験を全面的に紹介し、各側は予防と抑制措置、診断、実験室での検測などについて深く意見を交わした。専門家たちは今後も情報交換と協力を強化し、この地域と全世界の衛生上の安全を共に維持すると表明した」と述べました。さらに、趙報道官は、これまでに中国と欧州連合はテレビ電話会議を２回行い、感染症の予防と抑制について深く交流したことを明らかにしました。（提供/CRI）