韓国、イラン、イタリア…海外で新型コロナ感染激増、中国が防衛―独メディア

Record China    2020年3月5日(木) 20時20分

拡大

韓国やイラン、イタリアなどで新型コロナウイルスの感染者が激増する中、独ドイチェ・ヴェレは3日、「中国が厳格な防衛体制を敷いている」と指摘する記事を掲載した。写真は中国税関。

韓国やイラン、イタリアなどで新型コロナウイルスの感染者が激増する中、独ドイチェ・ヴェレは3日、「中国が厳格な防衛体制を敷いている」と指摘する記事を掲載した。

記事によると、中国では先月26日、海外からの渡航者に1人目となる新型肺炎患者が出たことが報告された。寧夏回族自治区でイランから帰国した人の発症を確認したというもので、同自治区はその2日後、イランからの帰国者に2人目の患者が現れたと発表。寧夏のほか、浙江や広東、北京などで確認されたこうした「流入型」の患者は、3日時点で計13人に上るという。

うち、イタリアからの渡航者の発症が複数確認された浙江省では同国から帰国した人をホテルで隔離する措置が取られた。北京市と広東省は感染が深刻な国からの渡航者に対して自宅などでの14日間の観察を要求。中国海関総署の衛生検疫司は「健康申告制度」の全面的な起動を表明しており、上海市は3日、「上海に入る14日前に重点国・地域を訪れたことのある人は一律、14日間隔離する」と発表した。記事は、「威海、丹東、大連、延辺、蘇州、南京などは渡航者に対して感染症の予防措置を取っている」とも説明している。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携