時価12兆円の財宝も展示、海のシルクロード博物館―広東省陽江市

Record China    2007年5月10日(木) 9時46分

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2007年5月8日、800年以上前の宋代の沈没船「南海1号」の引き上げ作業が始まった。引き上げ後、船を収納する「広東省海のシルクロード博物館」の落成も間近。

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2007年5月8日、800年以上前の宋代の沈没船「南海1号」の引き上げ作業が始まった。

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大型クレーンを搭載した引き揚げ船が現場海域に到着、現在ケーソンとよばれる鋼鉄製の箱で、沈没船を包み込む作業が進行中。作業終了後、水中で箱をつりあげつつ、広東省陽江市海陵島に建設中の「広東省海のシルクロード博物館」に輸送する予定だ。

まもなく落成する海のシルクロード博物館には、南海1号を収納・展示する専用スペース・水晶宮が用意されている。この南宋の貿易船には、時価12兆円ともよばれる財宝が積まれていると見られ、その価値は兵馬俑にも劣らぬと言われている。一般公開は保存処置が採られた後になるが、関係者は年内にも公開したいとコメントしている。(翻訳/編集・KT)

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