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オンライン授業めぐり女子生徒が自殺未遂か、家にスマホ1台しかなく―中国

配信日時:2020年3月5日(木) 12時30分
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新型コロナウイルスの影響を受け、中国の一部の学校ではオンライン授業が始まっている。そうした中、先月29日に1台しかスマートフォンがない家庭で起こった悲劇が中国のネットで話題になっている。

新型コロナウイルスの影響を受け、中国の一部の学校ではオンライン授業が始まっている。そうした中、1台しかスマートフォンがない家庭で起こった悲劇が中国のネットで話題になっている。

先月29日、中国河南省トウ州市の李(リー)さんの中学3年生の次女が、大量の薬を飲み、危篤に陥った。次女が薬を飲んだ詳しい経緯は調査中だが、家庭内にオンライン授業用のスマートフォンが十分になかったため、自殺を図ったのではないかとの見方が出ている。

李さんとその妻は障害を持っており、普段は靴の修理サービスで生計を立てている。家庭環境は良好とは言えず、一家には娘が3人いるが、スマートフォンは1台しかなかった。このほど娘たちは全員オンライン授業を受けることになったが、スマートフォンを一緒に使うため、授業をタイムリーに受けることができない状況だったという。

次女は病院で治療を受け、3月1日の夜に同市が「命に別条はなく、容体は安定している」と発表した。

これを受け、同市の貧困サポート事務室は2日、李さんの親戚と次女が通う学校がそれぞれ1台ずつスマートフォンを提供したほか、地元の関係各所が家電や毛布、5000元(約7万7000円)を贈り、李さんの家庭に対するサポートを強化したと発表した。

中国メディアの頭条新聞が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でこれを伝えたところ、中国のネットユーザーからは、「胸が痛い」「悲しい」と嘆く声や、「3人の姉妹たちにすてきな未来が待っていますように」「こんなおかしなことが減りますように」という声が寄せられた。

また、「この苦しみは貧しい経験をした人にしか分からない」「むやみに他人の人生を批評してはいけない。あなたがその人生を経験することはできないのだから」という声が多くの共感を集めている。(翻訳・編集/毛利)

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