リュック・ベッソン監督が台湾の温かさを絶賛、激怒&ロケ打ち切り否定―台湾

Record China    2013年11月2日(土) 17時20分

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1日、映画「Lucy(原題)」の台湾ロケを終えたフランスのリュック・ベッソン監督が、台湾メディアを集めて記者会見を開いた。

2013年11月1日、映画「Lucy(原題)」の台湾ロケを終えたフランスのリュック・ベッソン監督が、台湾メディアを集めて記者会見を開いた。聯合報が伝えた。

映画「レオン」などで知られるリュック・ベッソン監督の最新作「Lucy」は、先月中旬から台北市を中心にロケが行われていた。15年前に映画「フィフス・エレメン」のキャンペーンで台湾を訪れたことがあるが、その時の印象が非常に良かったという。今回、最新作でロケ地に台北市を選んだことについて、「とてもカメラ写りの良い街」と絶賛。チャンスがあれば、再び台北市をカメラに収めたいと語った。

今回のロケ中に、現場に取材メディアが大挙して押し寄せ、重要なシーンを盗撮されたことでベッソン監督が激怒したとの報道もあった。一部メディアでは、「監督が非常に立腹し、ロケを早めに打ち切ると宣言した」とも伝えていた。これについてベッソン監督は、「そのように発言したことは一度もない」と否定。大規模なロケで一部情報が漏れだすのは防御しきれないことであり、「メディアが報じるストーリーは、映画のほんの一角。実際はもっと複雑だし、大きなサプライズを期待してほしい」と語っている。

主演は米女優スカーレット・ヨハンソンだが、彼女が演じるヒロインのセクシーな衣装姿なども盗撮されている。これについては、「あれもほんの一部で、彼女はもっとたくさんの美しい衣装を着ているよ」とコメント。この日の記者会見にヨハンソンは同席しなかったが、ベッソン監督が彼女のメッセージを収録したテープを紹介。この中でヨハンソンは、台湾の人たちの温かさ、台湾名物の屋台街や動物園の魅力を熱く語っている。監督によるとヨハンソンは動物園が特にお気に入りだったようで、「もし動物が数匹消えていたら、彼女が持って帰ったんだと思う」とジョークも交え語っていた。(翻訳・編集/Mathilda

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