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爆発的感染発生から1カ月、転換点を迎えた韓国―中国メディア

配信日時:2020年3月20日(金) 13時30分
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19日、新華網は、新型コロナウイルス感染が急速に拡大していた韓国で感染者増加ペースが落ちてきたとし、街を封鎖せずに感染状況が転換点を迎えた背景について報じた。写真はソウルのレストラン。

2020年3月19日、新華網は、新型コロナウイルス感染が急速に拡大していた韓国で感染者増加ペースが落ちてきたとし、街を封鎖せずに感染状況が転換点を迎えた背景について報じた。

記事は、2月19日以降韓国では新興宗教「新天地協会」の集団感染などもあって新型ウイルス感染者が一気に増加したものの、3月中旬に入って増加ペースは鈍化し、13日には1日の治癒者が新規感染者を初めて上回ったと紹介。韓国政府も感染拡大が鈍化し、大邱など爆発的感染が発生した地域もすでに転換点を迎えたとの見方を示したと伝えた。

そのうえで、中国のように街全体を封鎖することなく感染状況を抑制できた要因としてまず、2015年の中東呼吸器症候群などを経て構築された伝染病管理体制が大きな役割を果たしたと解説。また、1月中旬より着手し、2月には6時間で診断可能な検査キットが導入され、疑わしい症状がある市民に無料で検査が提供されるなど、充実したウイルス検査能力があったことも評価した。そして、検査能力の向上に大きく寄与したのが、マイカー車内で簡便に検査が受けられるドライブスルー式検査だったとしている。

さらに、医療資源の圧迫を防ぐために、患者の深刻度を4段階に分け、軽症者は公共施設や企業宿舎を改造した「生活治療センター」で回復まで過ごしてもらい、病院では重症者の入院治療を重点的に行う体制を作ったことも功を奏したと紹介。このほか、街自体の封鎖はしなかったものの、自宅隔離措置を受けている各市民に監督者が配置され、措置に反する行動をとった場合は刑事罰が科されるなどの厳しい規定を設けたこと、感染者の行動経路がネット上で公開されていることなどにも言及した。(翻訳・編集/川尻

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