香港の自由に打撃、政治的圧力でバレエ公演から文革関連の内容を削除―香港

Record China    2013年11月3日(日) 11時41分

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31日、BBC中国語版サイトは記事「香港のバレエ舞台で文化大革命関連の内容を一部削除、議論招く」を掲載した。香港でこうした検閲が行われることは異例で、批判が高まっている。写真は毛沢東語録。

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2013年10月31日、BBC中国語版サイトは記事「香港のバレエ舞台で文化大革命関連の内容を一部削除、議論招く」を掲載した。

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10月25日、香港ダンスフェスティバル2013が開幕した。香港バレエ団とドイツのドルトムントバレエの合同舞台「紅楼夢」がオープニングを飾った。ところが26日の2回目の公演では前日にはあった12分間の映像がカットされていた。

香港バレエ団側は技術的な問題だと弁明したが、ドルトムントバレエの関係者は香港紙・明報の取材に答え、25日夜に政府官僚と思われる人物が映像を削除するよう要求したことを明かしている。映像は明朝から中華人民共和国まで中国の歴史に関する内容。文化大革命に関する映像も含まれていた。また、RFI中国語版の報道によると、初日前に8分間の公演内容がカットされていたという。

香港でこうした検閲が行われることはきわめて異例。中文大学の何慶基氏は明報の取材に答え、政治的圧力に屈して舞台内容に干渉するとは許しがたいとして、もし事実であれば香港バレエ団理事局は集団辞職するべきだとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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