感染対策の国際協力強化 人類運命共同体構築を促進=王毅外交部長

CRI online    2020年3月2日(月) 13時35分

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王毅国務委員兼外交部長は1日、雑誌「求是」に「新型肺炎との戦いにあくまで打ち勝ち、人類運命共同体構築を推進する」という署名入りの文章を発表しました。その中で、新型コロナウイルスの感染拡大によって国際社会に改めて深刻な啓示が示されているとし、「グローバル化の時代において、各国の運...

王毅国務委員兼外交部長は1日、雑誌「求是」に「新型肺炎との戦いにあくまで打ち勝ち、人類運命共同体構築を推進する」という署名入りの文章を発表しました。その中で、新型コロナウイルスの感染拡大によって国際社会に改めて深刻な啓示が示されているとし、「グローバル化の時代において、各国の運命は連なり、互いに影響し合う。人類運命共同体の構築は、人類社会が発展と進歩を遂げる唯一つの正確な道である」との考えを示しました。

 さらに「中国は、新型肺炎対策の協力を契機に国際的連携と協力を強化していく。世界保健機関(WHO)との良好な交流を保ち、多国間の共同対応を模索しながら、感染情報や対応策、科学研究の成果などを即時にシェアし、抗ウイルス薬やワクチンの開発に努めていく」と示しました。その上で、感染が出た国や地域にできるだけの援助を提供し、大国として責任を果たしていく意向を表しています。

 文章は、突発的な公衆衛生事件に対応し、世界の公衆衛生上におけるガバナンスシステムを整えるに当たって、国連やWHOが果たす中心的な役割を引き続き支持するとの中国側の姿勢を表明しました。その中で、「国際的な議事日程における公衆衛生問題の地位を引き上げ、健康分野の重要な国際プロジェクトの実施を促す」と記しています。

 また王毅外交部長は「共同的、総合的、協力的で、持続可能な新しい安全に対するコンセプトを前向きに履行し、非伝統的な安全分野について、対話と交流を強化する。各側の相互理解と相互信頼を深め、非伝統的な安全分野の脅威に対応する国際協力の発展を促進し、人類運命共同体構築の中身と実践を絶えず豊かなものにしていく」と述べています。(提供/CRI

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