【CRI時評】専門家が揃って中国の措置を是認したのは何を意味するのか

CRI online    2020年3月1日(日) 22時25分

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2月29日に発表された「中国・WHO新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)合同視察報告」は「中国は歴史上最も勇敢かつ臨機応変で、積極的な予防・抑制措置を採った」と指摘した。

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2月29日に発表された「中国・WHO新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)合同視察報告」は「中国は歴史上最も勇敢かつ臨機応変で、積極的な予防・抑制措置を採った」と指摘した。これは中国、ドイツ、日本、韓国、ナイジェリア、ロシアシンガポール米国及び世界各国からのWHOの専門家25名が、9日間に及ぶ中国での現地視察を経た上で出された結論だ。

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視察報告は「中国は確固として効果的な総合的、非薬物的介入措置を採り、ウイルスの感染ルートを極めて効果的に遮断した」と述べた。中国はまた、患者を治療する上でビッグデータ、人工知能(AI)、5Gなどの技術を十分に活用した。さらに、患者の生命を救うため、医療機器などの分野に巨大な投資を行い、4万人を超える医療人員を湖北省に派遣して支援している。中国人全体が武漢市のために物資の供給を保障し、寄付金や物資を届け、元気づけている。こうした細やかな活動を通じて、中国が人命に対する尊重と保護に基づいて展開した強大な動員力、果断な実行能力と自分よりも他者の利益を優先する集団的な意志は視察チームに深い印象を与えた。

現在、苦難に満ちた努力を経て、中国では感染症の予防・抑制状況は全体的に落ち着きをみせつつあり、安定しつつ改善の方向に向かう様相を見せている。だが、同時に、感染症はまさに全世界に拡散し蔓延しようとしている。どうやって感染症の拡散をできるだけ早く止めるかが、国際社会の緊急の課題になっている。専門家視察チームの報告は「中国が採った措置は全世界の新型コロナウイルス肺炎への対応に重要な経験を提供した」と強調している。

ウイルスに国境はなく、各国いずれもが守りを固める必要がある。だが、過度にパニックになる必要はない。まさに世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が強調したように、適切な対策を講じさえすれば、感染症は抑えることができるのであり、「これが、中国が発する核心的なメッセージ」だ。(CRI論説員)

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