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31日、80年代のキョンシー映画にオマージュを捧げた「リゴル・モルティス/死後硬直」が、香港で興業収入トップの好調な滑り出しを見せている。
2013年10月31日、80年代のキョンシー映画にオマージュを捧げた「リゴル・モルティス/死後硬直」が、香港で興業収入トップの好調な滑り出しを見せている。捜狐網が伝えた。
歌手や俳優、ファッションブランド運営など多彩な活動ぶりを見せるジュノ・マック(麥浚龍)が初メガホンを執った作品。原題「僵屍」は「キョンシー」の意味で、80年代に日本でも大ブームを巻き起こしたキョンシー映画にオマージュを捧げたもの。同作には映画「富江」「呪怨」で知られる清水崇監督がプロデューサーとして参加しており、先日閉幕した第26回東京国際映画祭では「アジアの未来」部門に出品され、好評を得ている。
香港では先月24日、ハロウィーンに合わせて封切られ、その後は興業成績トップを独走中。4日間での興業収入は468万香港ドル(約6000万円)に達し、好調ぶりを見せている。
キョンシー映画の火付け役となったのは、1985年公開の「霊幻道士」だった。主演のラム・チェンイン(林正英)、リッキー・ホイ(許冠英)、チン・シュウホウ(銭小豪)の3人は「黄金トライアングル」と呼ばれ、キョンシー映画を支える人気者に。その後、人気は徐々に下火になり、チェンインとリッキーはすでに他界。チン・シュウホウも忘れられた存在になっていたが、マック監督の中では依然として憧れの人物だった。このため、「リゴル・モルティス/死後硬直」では主演に抜てきされ、彼自身と同じ経歴を持つ、過去のキョンシースターを演じている。(翻訳・編集/Mathilda)
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