天安門の車突入事件、テロ反対や政府批判など反応さまざま―中国

Record China    2013年10月31日(木) 20時30分

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30日、英BBC中国語サイトは天安門で起きた車両突入事件について、中国のネットユーザーのコメントを紹介した。写真は中国のネットに掲載された事件の関連画像。

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2013年10月30日、英BBC中国語サイトは天安門で起きた車両突入事件について、中国のネットユーザーのコメントを紹介した。

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国営の中国中央テレビ(CCTV)は公式ミニブログで、「テロリストはその醜く凶悪な一面をさらした」との論評を掲載。これに対し、ネットユーザーからは「テロ行為は断じて許さない」「社会の安定は全国民の願いだ」などテロに強く反対する意見がみられ、「テロを支持する人などいない。何よりも命を大事にしてほしい。命より重い物などありはしない」と訴える者もいた。

一方、大手ポータルサイトのミニブログでは、「原因は?詳しい説明はないのか」「事件発生後、当局は交通事故と伝えた。それが2日後にはテロ攻撃に変わっている。なぜ最初から事件と伝えなかったのか、今回の事件は誰が責任を取るのか」と政府に説明を求める意見も寄せられた。

さらに、BBC中国語サイトが立てた「天安門テロ攻撃は何を語るか」と題するスレッドに対しても多くのコメントが寄せられた。「独裁に耐えられる民族などいない。ウイグル族だけではない、漢族も我慢の限界だ」と批判する者や、「民主国家にならい、テロリストを徹底的に叩くべき」「英ロンドン、米ニューヨーク、日本の東京はいずれもテロの恐怖にさらされたことがある。テロ行為は文明社会の敵だ」とさまざまな意見が投稿された。

このほか、ネット上には「天安門のテロ攻撃断定のニュースは、まずCCTVの英語版ミニブログで発信され、その後CCTV中国語版で伝えられた。これが初めてではない。なぜ英語版が優先なんだ?」との書き込みも見られたが、その後コメントは削除された。(翻訳・編集/内山

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