にぎわう繁華街に長〜い蛇―重慶市

2007年5月8日、重慶市内の繁華街で、街路樹に大蛇が巻きついているのが見つかり、大勢の人出でにぎわっていた街角が一時騒然となった。

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大蛇は体長約2mのスジオナメラ、通報により消防隊が駆けつけ、まず長い棒で叩いて木から払い落とそうとした。しかし、木の枝にぐるぐる巻きになっていて全く離れない。しかたなくスコップでヘビの頭を叩き、ようやく地面に振り落とした。一旦は車の下に逃げ込んだヘビだったが、消防隊員も果敢に這いつくばり、頭を押さえて捕獲した。その後、揚子江の河原まで運び、自然に帰したという。***

同市消防隊の話では、この1か月の間に7回もヘビ出没の通報を受け、出動し捕獲している。中には民家に入り込んだヘビもいたという。多くがスジオナメラやカサントウという種類で、いきなり襲い掛かってくることはまずないという。しかし中には猛毒を持つヘビもいるため、見慣れないヘビには特に注意し、消防隊員のまねをして捕獲を試みないよう市民に呼びかけている。（翻訳編集・WF）