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韓国政府の度重なる「失言」に医療界が激怒?ネットでも批判の声

配信日時:2020年3月16日(月) 10時50分
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13日、韓国・世界日報は、新型コロナウイルス感染症が拡散する中、韓国政府の失言が相次ぎ、医療界が激怒していると伝えた。写真は韓国・大邱市。

2020年3月13日、韓国・世界日報は「新型コロナウイルス感染症が拡散する中、韓国政府の失言が相次ぎ、医療界が激怒している」と伝えた。

記事によると、保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は12日、国会保健福祉委員会の全体会議で「医療現場の保護装備が不足している」との指摘を受けたのに対し、「医療界には優先的にマスクを供給しており不足してはいない」「マスクを多く確保しておきたいという気持ちから、不足していると感じるのだろう」と発言した。これに医療界が猛反発しているという。

これを受け大韓病院医師協議会は13日、「朴長官の失言は日ごろの医療界に対する敵対心がそのまま表出されたものだ」と強く批判する声明書を出した。「状況をきちんと把握していたら、装備の備蓄がなければ感染者の治療や検体採取もできないという現状を正しく理解しているはず」「朴長官の度重なる失言は、現場の医療スタッフにざんきの念と絶望感を抱かせた」「マスクを多く確保しておきたいという発言に、全ての医療陣が憤怒している」などと指摘。そのほか、大韓開業医協議会、全国医師総連合なども朴長官の失言に反発する声明を出しており、辞任を求める声も上がっているという。

現場の医師らも「現状を全く分かっていない失言だ」と声を上げている。一部の病院では手術用のマスクを使用していたり、患者に分けるマスクがないためマスク持参の患者でなければ病院に入らせないようにしていたりする状況だという。

マスク供給をめぐっても、政府と医療界は衝突している。大韓医師協会が運営する医療用品通販サイトでは、3日に入荷したマスクの販売が全面的に中断された。同サイトは「マスク製造業者に割り当てられた公的販売マスク(国が販売するマスク)物量を調達庁に回すという政策」に従い、マスクの入荷が取り消しになったと公表している。医師協会は「医療スタッフがウイルスにさらされていては、病院を訪れる免疫力の落ちた患者を保護することはできない」「第一線で死闘を繰り広げている医療スタッフに、有償でさえマスクをまともに供給できない現実に、政府には防疫に対する基本概念があるのか疑念を抱く」と批判していたという。

このほか1月には、韓国与党「共に民主党」の洪翼杓(ホン・イクピョ)首席報道官が、中国人の入国禁止を提案した大韓医師協会に向け「政治的判断をしている」と批判したことが物議を呼んだという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権の発言を聞いていると、本当にこの国の政府だろうかと疑う。自分たちは一つも悪くない、全ては国民のせいだと言わんばかりだ」「よくこんな人が保健福祉部のトップをやってるな」「机上の行政にもほどがある」「今こんな状況でもどうにかなっているのは、医療スタッフと救急隊員の犠牲のおかげじゃないか。ひどすぎる」など、政府批判のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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