人民網日本語版 2020年2月28日(金) 16時40分
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上海市第一人民病院湖北支援医療チームの看護師が描くイラスト日記が話題となっている。
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「上海の小籠包が、湖北省武漢の熱乾麺に出会い、一本の長江が2つの都市を結ぶ」と題したこの上海の小籠包と武漢の熱乾麺が「出会う」オリジナルイラストが、このところ新型コロナウイルスとの闘いの第一線に立つ医療従事者らの微信(WeChat)モーメンツで大きな話題となっている。中国新聞網が報じた。
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このかわいくて、見る人に力を与えてくれるイラストの作者は、上海市第一人民病院の湖北支援医療チームのメンバー・鄒さん。「湖北省に行く前の夜に、絵を描く道具をスーツケースに入れた。絵を通して、新型コロナウイルスとの闘いにおける感動の瞬間一つ一つを記録し、武漢で起こった物語を描きたかった」と話す。
医療チームが武漢の仮設病院・雷神山医院に到着した夜に描いたのが、迷彩服を着てマスクを着用した看護師や医師の「出陣」前の集合写真だ。鄒さんは、「思いがけなく、その夜から、イラストをアップするたびに大きな反響を呼ぶようになった。毎晩、周りの人からアップを催促される」と笑顔で話す。
「輪郭や色の変化などを通して、雷神山医院の病室のあらゆるシーンを生き生きと表現したい。そして、『戦友』たちに、気分転換したり、一息ついたりしてもらいたい」と話す鄒さん。
このように、緊張し、空気が張りつめた環境下での単調とすらいえる日々の業務も、鄒さんの手にかかれば、ポジティブな一幕になり、医療チームのメンバーたちの多忙な仕事場の空気を変えている。
そしてこうしたイラスト日記に毎回メッセージを添えているのは、同チームのメンバーである看護師の朱さんだ。1986年生まれの朱さんは、鄒さんの10歳年上で、「鄒さんのイラストを初めて見た時、感じ入るものがあった。仕事が終わってから、イラストにメッセージを添えるというのが、私のリラックスできる時間となっている」と話す。
それだけでなく、同チームが雷神山医院に来てからというもの、多くの医療従事者の白い防護服にかわいいイラストが描かれるようにもなっている。(編集KN)
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