国に先駆けて全校休校、北海道の鈴木知事が中国で大注目=「イケメンな上にやり手」

Record China    2020年2月28日(金) 12時0分

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日本各地で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国で最も多くの感染者を出している北海道の鈴木直道知事が中国で注目を集めている。写真は北海道。

日本各地で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国で最も多くの感染者を出している北海道の鈴木直道知事が中国で注目を集めている。

鈴木知事は26日、国に先駆けて北海道内の小中学校の2月27日から3月4日までの休校を市町村に要請した。知事は会見で「前例のないことなのでやりすぎではないかというご批判もあるかもしれませんが、政治判断は結果が全てなので、結果責任は知事が負います」と述べた。北海道に続き、一部の自治体や私立の学校などが休校措置を取ることを決め、政府は27日夕方に3月2日から全国の小中高校を休校とする要請を出した。

新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞が「知事:全ての結果は私が負う」と題して北海道の措置を伝えると、中国のネットユーザーからは「素晴らしい対応だと思う」「イケメンな上にやり手」「顔面偏差値が高く、度胸もある」などと高く評価する声が寄せられた。

また、中国メディア・北京日報が運営するアカウント・長安街知事は鈴木知事について「1981年生まれ。30歳で北海道夕張市の市長を務め、日本最年少の男性市長になった。19年4月に北海道知事に当選した」などと紹介。全道への休校要請について、「この日本最年少知事が示した度胸が、彼を日本国内外で有名にした」と評した。

このほか、鈴木知事が会見で休校中の子どもの居場所について、労働者が休みやすい環境づくりへの配慮を企業などに要請した中で、道としても対策を行っていることを「隗より始めよ」という言葉で表現したことにも着目。記事は「『隗より始めよ』は史記・燕召公世家が出典。『隗』は戦国時代の郭隗の自称で、元は自分が手本となることを指し、後に自らが先んじて物事を行うことの例えになった」と伝えた。

なお、中国の大手ポータルサイト・新浪の国際ニュースのアクセスランキングでは28日午前現在、上記の記事が1位になっている。(翻訳・編集/北田

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