27日、中国外交部の定例記者会見で、趙立堅（ジャオ・リージエン）報道官は、「日本の北村滋国家安全保障局長の招きに応じ、楊潔チ（ヤン・ジエチー）中共中央政治局委員（中央外事活動委員会弁公室主任）が2月28日から29日にかけて日本を訪問し、北村局長と新たなハイレベル対話を行う」ことを明らかにし、次のように述べた。

【趙報道官】新型肺炎が発生して以来、日本の政府と社会各界は中国に対し誠実で友好的な支援を行った。双方は感染状況への共同対応をめぐる相互協力も展開しており、日中両国が隣国として互いに助け合い、共に困難を乗り越えるという尊い精神を具現化したと同時に、両国国民の友好を活き活きと体現した。楊潔チ主任が今回日本側の招きに応じて訪日することは、中国側が日中関係を極めて重視していることを十分に示すものであり、双方は対話において日中関係や感染対策協力、その他の共に関心を寄せる問題について踏み込んだ意見交換を行う予定だ。中国は今回の訪問を通して両国の指導者の重要な共通認識を実行し、ハイレベルの戦略的意思疎通を増進し、感染状況対応面での協力を強化し、日中関係をさらに前進させていくことを望んでいる。（提供/人民網日本語版・編集/AK）