<企画>ウイルスとの闘いでは一般の人もヒーロー ボランティアが大活躍

人民網日本語版    2020年2月28日(金) 10時50分

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代理購入・配送、医療物資運送の運転手、理髪師、消毒員などは、新型コロナウイルス感染による肺炎の発生と流行という特殊な時期である現在、多くの人にとって新たな「肩書」であり、「仕事」となっている。

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食品、薬の代理購入・配送、医療物資運送の運転手、コミュニティの理髪師、消毒員などは、新型コロナウイルス感染による肺炎の発生と流行という特殊な時期である現在、多くの人にとって新たな「肩書」であり、「仕事」となっている。彼らは、ウイルスとの闘いにおいて必要不可欠な仕事を黙々とこなしている。また、都市の運営・管理の末端で、ボランティア精神を示し、他の人のために仕事をしている。その中には、行動で、国境や文化の垣根を超えた愛を示す外国人の姿もある。街のあちらこちらで活躍しているそのような人々は、「ボランティア」として都市の記憶の中に足跡を残している。

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武漢がボランティア募集 10時間で応募者1万人以上に

湖北省武漢市の新型コロナウイルス感染状況対策指揮部は今月23日午前、コミュニティの住民が必要とする食品や薬を代理購入して家まで届けるといった業務を行うボランティアの募集を始めた。

レインコートを着て食事を届け続けた女性「感染状況が続く限り、ここを離れない!」

四川省出身の劉さん(24)は、飲食業界で働く女性。今年2月初め、劉さんは、武漢で奮闘する多くの医療従事者が温かい食事を食べることができないことを知り、チームを立ち上げ武漢に赴き、医療従事者のために食事を作ることを決めた。現地の関係部門に連絡を取り、彼女はボランティアとして武漢に入る許可を得た。

ウイルスとの闘いの戦場・武漢でボランティアをする最も美しい音楽教師

武漢には今、まるで一つ一つの「ネジ」のように欠かせない存在になり、必要なところならどこへでも足を運ぶボランティアたちがいる。グリーンのチョッキと赤い帽子がそれらボランティアのシンボルマークだ。90後(1990年代生まれ)の小学校の音楽教師・華雨辰さんもそんなボランティアの一人。他のボランティアと同じく、華さんも必要なところならどこへでも足を運んでいる。「医療従事者を送り迎えする運転手、橋や料金所で体温を測る仕事、物資を運ぶ作業員などをしてきた。そして、今は青山方艙医院(臨時医療施設)でボランティアの放送係をしている」と華さん。

「おじいちゃんカリスマ理髪師」参上!理髪店休業でボランティア 上海

新型肺炎予防・抑制という特殊な時期にあって、上海市の多くの理髪店はまだ休業中となっており、市民の日常生活に不便が生じている。そんな中、68歳になる「カリスマ理髪師」の殷さんが、退職後も自分が住む団地でボランティアをしてきた経験を活かし、嘉定区江橋コミュニティのボランティアサービスセンターが募集していた理髪ボランティアの一員に見事選ばれた。

新型肺炎拡大防止期間の「代理購入」サービス 湖北省孝感市​

湖北省孝感市では、2月17日午前0時から各団地でエリア閉鎖と車両出入り禁止管理が実施され、市民の生活用品や医薬品などはコミュニティのスタッフとボランティアが専門で代理購入している。梁尚さん(26)はインターネットで孝南区書院街道書院コミュニティのボランティアに登録し、主に住民のための薬の代理購入を担当している。

ボランティアが消毒「バズーカ砲」を手に駅構内を消毒

新型コロナウイルス感染による肺炎の感染状況に対応するため、湖南省長沙市では、長沙藍天救援隊のボランティア10人以上が消毒作業用の機器を手に、長沙駅構内と周辺の消毒殺菌作業を行い、ウイルス感染の予防に努めた。

夜勤でマスクの生産をサポートする上海のボランティア

「夜勤12時間で、私たちボランティア20人はマスク30万枚を生産した!」。ここ数日、上海松江区車■鎮(■は土へんに敦)にあるマスク工場では、上海各地から車を数十キロ走らせて駆けつけた外資系企業の最高財務責任者(CFO)、起業家、大学生、聴覚障害者など、さまざまな背景の人々が、12時間眠らずにマスクを生産し続けている。

湖南省長沙市の飲食業界が医療スタッフに弁当を無償提供

湖南省長沙市の多くの飲食企業のボランティア代表が4日、湖南省人民病院を訪問し、新型コロナウイルス感染による肺炎の感染予防と抑制の最前線で働く医療スタッフに、心を込めて作った弁当を無償提供した。

新型コロナウイルスに共に立ち向かう母と娘

中部戦区総病院の消毒供給科の看護師である徐◆さん(◆は気がまえに川)は、勤続年数29年のベテラン医療従事者で、過去にはSARSの重要な衛生・医療支援任務に就いたこともある。現在、新型コロナウイルス感染による肺炎の感染状況を前にして、徐さんは迷うことなく最前線で働くことを志願した。

新型肺炎拡大防止に励む外国人ボランティア

新型コロナウイルスによる肺炎が拡大するなか、Yoyoさんは浙江省杭州市で感染拡大防止の第一線に立ち、団地住民に対し、杭州市が発行している「健康カード」の確認や体温測定などを行っている。28歳のYoyoさんは6年前にチュニジアから中国にやって来て、現在は浙江工商大学に留学している。新冠肺炎が発生して以来、Yoyoさんは自ら志願して杭州のあるコミュニティのボランティアになり、コミュニティの感染拡大防止に当たると同時に、杭州市に在留する外国人を積極的にサポートし、自分にとっての「第2の故郷」を守っている。

「家はどこですか?体温を測って、ここに必要事項を記入してください。ご協力に感謝します」。浙江省義烏市でビジネスをしているイラン人のハミーさん(音訳)らボランティア数人が5日夜から、浙江省義烏市にある鶏鳴山コミュニティの入口に立ち、そこから入る人にそう話し、体温を測っていた。

新型コロナウイルス感染による肺炎が生じてからというもの、河北省石家荘市鹿泉区黄壁庄鎮田村の出入口に設けられた臨時検問所のあるボランティアがひと際注目を集めている。それはコンゴ民主共和国出身の「外国人妻」ジーナさん(22)だ。

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