ヤシの木が龍の舞―福建省厦門市

福建省厦門市の園林植物園でカナリーヤシの葉がおめでたい龍の形に生え、来園者の注目の的になっている。2007年5月7日撮影。このヤシは本来、大きな葉が四方へ広がり雄大な形を見せるものだが、この株の葉は渦を巻くような形状に生えている。まるで皇帝の象徴である龍や鳳凰が空に舞うようだと評判を集め、栄えある「九龍呈祥」の名を冠せられた。

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植物園の専門家によると、葉がこのように巻きついた原因は成長点が阻害されたことによるものだが、カナリーヤシの奇形は同園では初めてという。

この木の樹齢は18歳、まだまだ若い木で、国内最高齢は昆明市にある150歳、清代に伝道師が持ち込んだものといわれている。同市内にあるカナリーヤシは1930年代にアメリカ人が持ち込んだもので、今では道路脇の植裁として多く利用されている。（翻訳編集・WF）