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「英国には断られ、中国には裏切られた」新型コロナ感染で韓国外交部に批判

配信日時:2020年2月28日(金) 17時50分
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28日、韓国メディア・韓国日報は「新型コロナウイルス感染事態で世論の批判の矛先は外交部に向けられている」と報じた。写真は韓国の仁川空港。

2020年2月28日、韓国メディア・韓国日報は「英国には断られ、中国には裏切られた…韓国の外交はあまりに純真過ぎるのか」と題する記事で「新型コロナウイルス感染事態で世論の批判の矛先は外交部に向けられている」と報じた。

記事はその理由について「外交部が抗議したにもかかわらず中国地方政府による韓国人隔離措置が続いているため」とし、「野党や保守陣営の反発の中でも中国人入国禁止措置を取らず友好姿勢を貫いた韓国政府が中国に裏切られた形となったため、失望や批判の声が上がっている」と説明している。

また、そうした中で康京和(カン・ギョンファ)外相が欧州訪問を決行したことにも「適切でない」との指摘が出ている。さらに訪問先の英ロンドンでは予定されていた外相会談を直前にキャンセルされるハプニングもあった。これは「異例のこと」であり、「英国が康外相と韓国政府を下に見ているのではないか」との指摘が相次いでいるという。

中国の「好意」を期待していた韓国政府について、ある元外交官は「中国は常に外交的信義より国益を優先する国なのに、政権レベルの理解が不十分だった」と指摘。牙山政策研究院関係者も「中国は利害関係の変化に合わせて態度を変えるという点を政府が予想できなかったことが問題」と指摘したという。

記事は「韓国外交部は内心、気をもんでいる」とし「あらゆるルートを通じて中国に抗議、説得を続けているが成果はみられていない。回復傾向にあった中韓関係がこじれた場合に、その修復にかかる外交・経済費用についても考慮する必要があるためだ」と説明。国立外交院教授は「韓国と違い中国は防疫と外交を分けて考えるなど、中韓でアプローチ法が違っていた」とし、「コロナ事態はさらに厳しさを増したため、韓国の利益の重点を、中国との外交関係ではなく国民の健康のための防疫措置に置くべきだ」と指摘しているという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「純真なのではなく無能なんだよ」「外交は自国民のために行う。これは基本中の基本では?」「韓国は最低限のマナーもいらないと思われているのか?」「中国に対して寛大過ぎるから裏切られると思った」「文政権は対応のミスを認めてほしい」「40カ国が韓国人の入国を禁止・制限している。これは当たり前のこと。『隣国の苦痛はわが国の苦痛』と言って感染を拡大させる政府は正常じゃない」など政府への不満の声が続出している。

一方で「中国人の入国を禁止して最大貿易国との関係が悪化して経済が破たんしたらどうする?」「政府は頑張っている。コロナ感染が拡大したのは国民の危機意識が足りなかったせいでもある」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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