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新型コロナが日韓で拡大、現地にいる中国人の現状は?―中国メディア

配信日時:2020年2月28日(金) 11時0分
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27日、中国メディアの観察者網は、新型コロナウイルスの感染者が急増している韓国と日本にいる中国人の現状について伝える記事を掲載した。写真は韓国のマスク。

2020年2月27日、中国メディアの観察者網は、新型コロナウイルスの感染者が急増している韓国と日本にいる中国人の現状について伝える記事を掲載した。

記事はまず、現在ソウル大学の博士課程で学ぶ金(ジン)さんの例を紹介。金さんは1月下旬に一時帰国を予定していたが、その当時は中国で感染が拡大していたため、韓国の方が安全と判断してとどまった。しかし、韓国でも感染者が急増したことで、「状況が一変した」という。

すでに、学校の宿舎で隔離生活を送る準備を整えたという金さん。マスクやアルコール消毒液、ゴーグル、使い捨て手袋、食べ物などを準備しているが、親も含めて多くの人から帰国を促されている。しかし、帰国すると休学しなければならず、せっかく獲得した奨学金が受けられなくなる。また、空港が安全ではないと考えており、万一ウイルスを持って帰宅してしまったらと考え、帰国すべきか悩んでいるという。

金さんによると、韓国での感染確認がそれほどの数ではなかった1月下旬頃は、公共交通機関でマスク着用を促す広告が流れ、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどではマスクを着用している人が目に見えて増えたという。しかし、2月中旬頃になるとマスクをしている人は減り、コンビニの店員などもマスクをしなくなっていたそうだ。

ところが、2月20日に大邱市と慶尚北道で感染者が急増すると状況は一変。「マスクやアルコール消毒液はあっという間に売り切れになった」という。金さんは買い物へ出かけるときはマスクに帽子、手袋を着用して「完全防備」で出かけるが、今でもスーパーでは1割くらいの人がマスクをしておらず、「大勢で食事をしたりコーヒーを飲んだりしている若者たちもいた」と述べている。

このほか、記事は東京でメディア関係の仕事をしている湖北省出身の林(リン)さんの例も紹介。この1週間で日本での新型コロナウイルスの影響の大きさに気付いたという林さんは、「感染者が毎日増加し、マスクやアルコール消毒液が売り切れになった」と話す。「すでに薬局などでは購入制限をしており、通販サイトでは5~10倍に値段が上がっている」とした。

また、林さんの話として「日本の専門家や政府は、せきエチケットに注意するよう促している」と紹介。林さんは「多くの日本人は比較的冷静だ。あるいは焦っていても表面に出さないだけかもしれない。多くの人はネット上で文句を言っている」と語った。さらに「日経平均株価が下落しており、訪日観光客も減っていて、観光や小売業の受ける打撃は非常に大きい。百貨店の業績も昨年比で減少している」とも述べた。(翻訳・編集/山中)

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