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韓国の企業が「もうマスクを生産しません」と宣言=韓国ネットに波紋

配信日時:2020年3月6日(金) 20時40分
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5日、韓国のマスクや歯科器材を生産・販売する企業「イーデント」が政府の政策に反発してマスクの生産中止を宣言し、波紋が広がっている。写真は韓国のマスク。

2020年3月5日、韓国のマスクや歯科器材を生産・販売する企業「イーデント」が政府の政策に反発してマスクの生産中止を宣言し、波紋が広がっている。

韓国・ファイナンシャルニュースによると、イーデントは同日、「これまで誇りを持って生産してきたマスクの生産を中止する」と発表。その理由について「政府の施策に従い生産したマスク全量を供給していたにもかかわらず、政府は調達庁からマスク製造業者の生産量の80%を一括で買い取ることを決定した。調達庁からは、生産コストの50%のみ認めるという通知が来て、1日の生産量の10倍にあたる生産量が求められている」と説明した。

また「新型コロナウイルス感染発生後、1日の生産量を増やすため人員を増やし、残業手当や休日出勤手当などを支給することになったが、マスクの値段は1ウォンも上げていない。要求額を支払うという中国にも1枚も売っていない」としつつ「これ以上、損失を出してまで生産する理由も意欲もなくなった」と述べた。

さらに「政府がマスク製造業者に一貫した指針を適用し、マスクが必要な医療機関に販売することすらも違法扱いする指針を出したため、今後は供給できなくなった」とし、「こうした決定を出したことを本当に申し訳なく思い、心からおわびする」と謝罪したという。

これに韓国のネットユーザーからは「生産原価の50%でもらい国民に高く売る。国が国民相手に商売しようということだ」「せめて原価は支払おうよ」「生産原価の半分しかもらえなかったらたとえサムスンでもつぶれてしまう」「アマチュア政府がアマチュアな政策を講じたからプロが去っていくんだね」「マスクで解決する問題でもないのに政府はマスクに命を懸けている。医療機関に納品する業者になんてことを。一体誰がマスクを作るの?」など政府への不満の声が上がっている。

一方で「いくらつらくても、今は国の危機を克服するために協力するべきだ」「勝手に宣言するのではなく、政府に事情を話して一緒に対策を考えるべきではないのか」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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