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世界初の「血の出ない注射針」を開発、韓国の若手リケジョに注目集まる

配信日時:2020年4月1日(水) 0時20分
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27日、韓国・東亜日報は、世界で初めて血の出ない注射針を開発し、現在商用化に向けて奮闘中の、ある若手女性研究者について紹介する記事を掲載した。写真は韓国・ソウル。

2020年3月27日、韓国・東亜日報は、世界で初めて血の出ない注射針を開発し、現在商用化に向けて奮闘中のある若手女性研究者について紹介する記事を掲載した。

記事によると、同国・ソウル近郊の水原(スウォン)市にある成均館(ソンギュングァン)大学グローバルバイオメディカル工学科のシン・ミギョン教授(32)は、医療用材料分野で活躍する科学者。同国の国立大学・韓国化学技術院(KAIST)の博士課程で学び、血の出ない注射針のコーティング技術を世界で初めて開発。今年2月には、世界が認める優れた研究成果を上げるなどした若手女性研究者に贈られる、第22回ロレアル・ユネスコ世界女性科学賞で、国際新人賞を受賞した。現在は指導教授の下で商用化のための後続研究を行っているという。

シン教授は同紙のインタビューに、「フラワーアレンジメントからキルト、紙工芸まで、幼い頃から手を使うことがとても好きだった」と話した。大学生の頃は市場で購入した材料でアクセサリーを作り、女子大学の前で販売しようとしたこともあるという。記事は「それから10数年後、彼女は本当に世界になかった物を作る仕事に就いた」と伝えている。

また、シン教授は「世界に有益となる材料に関心が高い」と話し、医師が医療現場ですぐに活用できる、実用性の高い材料を開発したいとの思いを語ったという。

世界女性科学賞の授賞式は今月中旬に仏パリで開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来年に延期された。これについては「他の国の優れた科学者やエンジニアたちと交流できると期待していたので残念だ」と話しているという。

最後にシン教授は、訪ねてきた女子学生から「女性も工学部の教授になれることを初めて知り、希望が湧いた」と言われたエピソードを明かし、「理工系分野は女性専門家があまりいない。後輩たちにやる気を与えるきっかけになればと思う」と話したという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「韓国の先端分野の先駆者だね」「まだ若いのに尊敬する」「どうか人類のためになる研究をたくさんして」「国を引っ張っていくのはこのような人たちだ」「あきらめることなく、終わりなき挑戦をする研究者たちは素敵だ」などと、シン教授を称賛する声が多く上がっている。

また、「血友病患者には朗報だ」「早く血の出ない注射器を実用化して」「韓国でもノーベル賞受賞者が出るかも?」などと、今後に期待するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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