中国の海外向けECサイトでのマスクの流通取引総額、韓国向け減少、米国向け280倍に―中国メディア

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中国メディアの中国新聞網は13日、中国の海外向けECサイトAliExpressにおける、韓国向け、欧州諸国向け、米国向けのマスクの流通取引総額の変化について伝えた。写真は韓国で販売されているマスク。

中国メディアの中国新聞網は13日、「マスクの売れ行きは、海外の新型コロナウイルス感染症の流行状況を示すバロメーターになっている」とし、中国の海外向けECサイトAliExpressにおける、韓国向け、欧州諸国向け、米国向けのマスクの流通取引総額(GMV)の変化について伝えた。

記事はまず、韓国向けについて、「流行初期には大邱市と慶尚北道で集団感染が発生し、感染者数が急増した。3月1日~10日にAliExpressで韓国向けに販売されたマスクの数は100万枚近くまで急増し、10日間のGMVは前年同期比約60倍増、検索数も36.9倍増となった。だが3月10日の韓国の衛生当局の発表で、新規感染者数がそれまでの2週間で初めて200人を下回ると感染状況のターニングポイントが現れた。AliExpressで韓国向けに販売されたマスクのGMVも3月12日にピークに達した。現在、韓国市場の流通取引総額に占めるマスクの割合はピーク時の20%から約1%にまで低下している」と伝えた。

続いて、「韓国でターニングポイントが現れた時、欧州諸国の流行状況は深刻化し、まずイタリア、その後スペイン、そして欧州全体へと波及した。半月の間に、イタリアとスペインからのマスクの閲覧数はそれぞれ約13倍増、3倍以上増となった。AliExpressの最新データによると、欧州各国向けのマスクのGMVは、スペイン向けが前年比400倍以上増加、ドイツ向けが200倍近く増加、ポーランド向けも120倍以上増加した。イタリア向けの伸び率は低下している」と伝えた。

米国向けについては、「米国人消費者がAliExpressで購入したマスクのGMVは前年比280倍増と世界首位で、米国市場全体のGMVの4分の1近くを占めている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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