2020年4月9日、韓国・ニューシスなどによると、同国の国会議員を選ぶ15日の総選挙に出馬した最大野党・未来統合党の呉世勲（オ・セフン）候補が遊説中に凶器を持った暴漢に襲われそうになる事件が発生した。

記事によると、9日午前11時10分頃、呉候補がソウル市内の自身の選挙区を選挙カーで遊説中、刃物を持った男が車両の後方に走ってきた。男は現場近くの警察署の警察官に取り押さえられ、呉候補や選挙運動員らにけがはなかった。呉候補はすぐに選挙運動を再開したという。

警察は「現行犯で逮捕し、捜査中」と説明しているという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「呉候補が無事で良かった」「犯行の目的は何だったのか？」「事件の背景を徹底的に捜査して」「いったいどんな人物なのか明らかにすべき」「恐ろしいな。選挙妨害は厳しく処罰せよ」「選挙を妨害するいかなる行為も容認できない」「民主主義を崩壊させようとする悪質な行為だ」などといったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/関）