日本で感染者が爆発的に増加していないのはなぜ?中国人留学生の考察―中国メディア

Record China    2020年3月7日(土) 12時20分

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5日、海外網は、新型コロナウイルスの感染が拡大している日本国内の状況について、中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。写真は渋谷。 

2020年3月5日、海外網は、新型コロナウイルスの感染が拡大している日本国内の状況について、中国人留学生の話を紹介する記事を掲載した。

記事は、東京にある美術大学の大学院生である中国人留学生・張(ジャン)さんの話を紹介。張さんは「先日までは大学の図書館などの施設がいつもどおり開放されていて、3月中旬の卒業式に向けて準備が行われていた」とする一方、2月末になって学校側が「3月2~15日の間、学生の登校を禁止し、卒業式も中止する」との緊急通知を出したと語った。

また、「日本政府が突然全国の小中学校・高校に休校要請を出したことで多くの学校が混乱に陥り、卒業式のスケジュールを調整する時間がなくなっている」とし、「子どもたちや保護者が非常に残念がっている」と話す一方で、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗船者が下船して以降、日本国内では感染に対する緊張感が出ており、「休校措置も状況の深刻さを市民に一層意識させることになった」との見方を示した。

張さんは一方で、「東京のサラリーマンたちは相変わらず忙しい生活をしており、電車も平常通り運行している。新宿などの繁華街を往来する人も依然として多い」と語ったほか、日本国内で感染者が爆発的に増加していない背景として、「一部の日本人にもともとマスクをする習慣があること、家庭でも日常的に消毒の習慣があることが関係しているかもしれない」と考察した。(翻訳・編集/川尻

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