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日本に戻った中国人「周りの人が自分に近寄らないように…」―中国メディア

配信日時:2020年2月27日(木) 18時0分
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新型コロナウイルスが日本でも拡大していることについて、中国メディア・梨視頻は26日、在日中国人らに日本の現状についてインタビューした様子を微博に投稿した。写真は渋谷。

中国武漢市で発生した新型コロナウイルスが日本でも拡大していることについて、中国の映像メディア・梨視頻は26日、在日中国人らに日本の現状についてインタビューした様子を動画に収め、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に投稿した。

日本政府が25日に発表した政府基本方針では、大規模イベントなどの全国一律の自粛要請は行わず、主催者らに判断を任せるとしたが、翌26日に一転、2週間の自粛を呼び掛けた。菅官房長官は同日の会見で「大規模な大会中止などの動きが出てきたので判断した」と述べ、事実上、民間の後追いであることを認めた。

日本政府の対応についてはこれまでにも日本国内から疑問の声が噴出。中国メディアからも、感染者数が増加している日本などの国を念頭に「より断固とした行動を取るべき」(環球時報の25日の社説)と指摘した。

では、日本で生活している中国人たちの現状はどうなのか。街頭や電話で取材に応えた人たちからは、「家にアルコール消毒薬があって、帰宅したらすぐに使います」「(日ごろから)マスクをして、毎日手を10回以上洗っています」「花粉症な上、コロナウイルスもあるのでマスクは必須ですね」といった声が上がり、ある女性は「外出は控えていますが、会社には出社しています。周りの日本人はすごく冷静で、全く慌てている様子はないんです!」と驚いた様子で話した。

日本の公共施設の対策、人々の意識については、「ショッピングモールから小さなスーパーまで、入り口には消毒液が設置してあります」との声がある一方、「日本人はあまり怖がっている様子はないです。(日本にいる)中国人の方が怖がっていますね」「(日本人で)気にしているのはほとんど高齢者です。でも、(街中で)マスクは手に入らないです」「イベントはだいたい予定通り行われています。最近行われたサッカーの試合でも、たくさんの人がスタジアムに行っていました。(※Jリーグは2月26日から3月15日の公式戦の開催を延期)」「初めのうちはテレビで『死亡率はインフルエンザほど高くない』などと伝えられていたので、多くの人は普通のインフルエンザみたいな感覚だったと思います」などの声があった。

コロナウイルス流行による差別への懸念については、「私が見た限り、逆に日本の人は中国人にとても親切です。ウイルス流行の前と後で変化は感じられません」「差別を受けたというケースもあるので、上司が私に差別されたことはないか聞いてきました。『変な人もいるから』って。『何かあれば言って』と言ってもらえてよかったです」「中国のどの地方から来たかを聞かれることはよくあります。春節(旧正月)期間中は中国に帰国していて、日本に戻った時に会社から2週間在宅勤務するように言われました。職場に行くようになって、最初のうちは周りの人が自分に近寄らないようにしていると感じました」などの回答があった。

日本の対応については、「やはり少し心配です。中国国内ではうまくコントロールできているようなので」「怖いですね。日本には何か根拠のない自信があるようで、大したことないと思っているようです。それから、自国の医療レベルを信じているようです。このウイルスに対してきちんと認識できていないと感じます」「日本政府にできるだけ早く強い措置を打ち出してもらいたいと思います」「信じることしかできません。信じることにしました。あとは自分でしっかり対策することです」などの声が上がっている。(翻訳・編集/北田

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