新型コロナウイルスと闘う中国で「無接触」サービスが続々登場―中国メディア

人民網日本語版    
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新型コロナウイルス感染による肺炎が拡大し、中国がウイルスとの闘いを連日繰り広げる中、多くの人は自宅に「引きこもっている」状態だ。

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新型コロナウイルス感染による肺炎が拡大し、中国がウイルスとの闘いを連日繰り広げる中、多くの人は自宅に「引きこもっている」状態だ。こうした人たちの食事や日用品などの需要を満たすために、中国の各業界は「無接触サービス」を打ち出している。

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広西チワン族自治区南寧市にある飲食店の店内では6日、従業員がデリバリースタッフの体温を検測していた。「美団」や「Eleme」などデリバリープラットフォーム各社は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防・抑制に積極的に応え、「無接触配送」サービスを打ち出した。

店員がおらず、購入後にコードスキャンで退店でき、レジはレシートを出さない。これは武漢火神山医院の「非接触型スーパー」の購入シーンだ。スーパーのオープン初日、200人以上の利用客が訪れていた。この急遽オープンしたハイテクなスーパーは、病院の最前線で戦う人々に最も安全で便利な生活サポートを提供している。

北京ハイエンド製造業拠点・馭勢科技の研究開発プラットフォームの情報によると、研究開発チームがこのほど無人配送車2モデルを研究開発した。これを使うと「無接触」で医療用品や宅配物を配送できる。

北京市東城区のマントウ(中国式蒸しパン)店の動画で、客との接触を減らすべく、窓口から斜め下向きに滑り台のような板を置き、売れたマントウや小豆まんなどの商品をここから滑り落して客に渡している。客が現金で買った場合でも、自作のカップをくくった長い棒で釣銭を渡す。こうした感染予防策を講じながら商売をする店が話題をさらっているほか、客たちも自主的に2メートルほどの間隔をあけて列を作っている。

四川省成都市錦江区にあるホテル・美居酒店(成都春熙店)はこのほど、宿泊手続きをして部屋のカードをもらい、客室サービスを利用して、チェックアウトするまで、全てスタッフと「無接触」で行えるサービスを打ち出した。

店員はおらず、列に並ぶ必要もなく、誰とも接触することなく、団地内で野菜や果物を買うことができる。そんなミニ生鮮スーパー「7FRESH」が北京市通州区の団地・BOBO自由城の西門近くに設置され、もうすぐ70歳の女性・宋さんは「すごいね」と連呼していた。5台のスマート自動販売機が設置されており、24時間いつでも新鮮な野菜や果物を買うことができ、新型コロナウイルス感染拡大防止・抑制対策実施期間中も、住民らは食材を確保することができる。

浙江省温州市洞頭区市場監督管理局は14日、フードデリバリー大手の「美団」と「Eleme」に、同市の団地内に、デリバリー配達員と接触することなくデリバリーを受け取ることができるロッカーを設置するよう要請。現時点で、17団地にロッカー20台が設置されている。新型コロナウイルス感染拡大防止・抑制対策が講じられている期間中、利用者は誰とも接触せずにデリバリーを受け取ることができる。

広東省広州のショッピングモール・融創茂に入っているドリンクショップ・喜茶GOはこのほど、微信(WeChat)のミニプログラムで購入手続きをして、スマートロッカーでドリンクを受け取ることができるサービスを打ち出した。誰とも接触することなく購入でき、とても便利であるほか、非常に衛生的だ。

中国で新型コロナウイルス感染が拡大する中、多くの医療機関は無料のオンライン診察を打ち出し、市民に症状が深刻でない限り、できるだけ病院に行くのを控え、まずオンラインで医師に相談するよう呼び掛けている。(提供/人民網日本語版

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