「東京国際映画祭」ワン・ジンチュンが最優秀男優賞、中国俳優6人目の快挙!―東京

Record China    2013年10月26日(土) 14時9分

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25日、第26回東京国際映画祭が閉幕式を迎え、中国の俳優ワン・ジンチュンが最優秀男優賞を、中国映画「今日から明日へ」(中国語タイトル:今天明天)が「アジアの未来」部門の作品賞に輝いた。

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2013年10月25日、第26回東京国際映画祭が閉幕式を迎え、中国の俳優ワン・ジンチュン(王景春)が最優秀男優賞を、中国映画「今日から明日へ」(中国語タイトル:今天明天)が「アジアの未来」部門の作品賞に輝いた。新浪網が伝えた。

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今年の東京国際映画祭は、中国映画界にとって大収穫となった。映画「オルドス警察日記」(中国語タイトル:警察日記)のワン・ジンチュンが、最優秀男優賞を受賞。ヤン・ホイロン(楊恵龍)監督の「今日から明日へ」が、審査員の満場一致の形で、「アジアの未来」部門の作品賞に輝いた。

「オルドス警察日記」は、内モンゴル自治区の公安局であった実話を映像化したもの。実在の公安局長を演じたワン・ジンチュンは、より本人に近付くため、現地の方言を学び、体重を10キロ以上増やして「完全に自分を捨てた」と語る。受賞にあたっては、ニン・イン(寧瀛)監督はじめ、近しい人々に感謝のメッセージを発表。さらに映画祭についても感謝の言葉を述べ、「僕らに翼を与えてくれた。映画の世界でさらに羽ばたいてゆくパワーをくれた」と語った。そして最後には、「もちろん妻にも感謝している。そう言っておかないと、帰国したらちょっとややこしいことになる」とジョークも忘れなかった。

東京国際映画祭で、最優秀男優賞を獲得した中国人俳優はこれで6人目。中国を代表する映画監督のチャン・イーモウ(張芸謀)、ドラマ「大地の子」でも知られるチュウ・シュイ(朱旭)らがいる。中国人俳優にとっては、幸運の多い映画祭となっている。

審査委員長を務めたのは、「さらば、わが愛/覇王別姫」などで知られるチェン・カイコー(陳凱歌)監督。今回を締めくくって、「非常に素晴らしく組織化され、サービスの行き届いた映画祭。今後さらに多くの優秀な映画人、特に若い世代が、目標とする映画祭になるだろう」とコメントしている。(翻訳・編集/Mathilda

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