新型コロナウイルス感染による肺炎問題に関する中国—ASEANの特別外相会議が20日、ラオスのビエンチャンで開かれました。これについて中国外交部の耿爽報道官は21日、「王毅国務委員兼外交部長はASEAN各国の外相と協力して、感染に対応することで合意し、ともに難題に立ち向かい、支持し合い、協力して困難を乗り越えていく」と述べました。

　さらに、中国—ASEAN関係は感染拡大に共に立ち向う中で、より高いレベルへ引き上げられ、この難局に耐えた後は、中国—ASEAN運命共同体の構築がより確実に進められるとの考えを示しました。

　耿報道官は「感染が起きてから、地域の国々が公衆衛生上の安全にスポットを当てて開いた多国間外相会議は今回が初めてであり、特殊で重要な意義を持つ。会議は成功を収めており、前向きな成果を挙げ、『新型コロナウイルス感染による肺炎問題に関する中国—ASEAN外相会議の合同声明』を発表した。会議期間中に、中国—ASEANの医学者はビデオ会議を開き、治療方法や救急の経験などについて実りある交流を行った」と述べました。（提供/CRI）